DATA SCIENCE

概要

当社は、郵便事業国際エクスプレスサービス、輸送、およびコントラクトロジスティクスの分野で、世界中で50万人を超える社員を雇用しています。当然ながら、私たちの活動からは多くのデータが生まれます。私たちは、当社データこそが当社の未開拓の潜在能力を引き出す鍵であると信じています。そして、当社のデジタル変革を実現するために、意欲的なデータサイエンティストとデータエンジニアを募集しています。

機械学習、数理最適化、および情報エンジニアリングが私たちの求めている領域です。当社についてより詳しくお知りになりたい場合は、以下の情報をご覧いただき、お気軽にお電話ください。ご質問はいつでも承っております。

事業内容

予測分析

私たちは、機械学習を採用して、未来を垣間見る事業に取り組んでいます。 来月の倉庫の需要はどれくらいでしょうか？荷物は何時ごろ配送されますか？特定のお客様が競合他社に乗り換える可能性はありますか？ 私たちがビジネス上で受ける質問は難しいもので、その要件は常に変化しています。当社のビジネスにおいて解決する問題が多様であることも、当社のデータサイエンティストが時系列予測、分類、および統計分析に精通していなければならない重要な理由の１つです。

処方的分析

処方的分析は、記述的分析の自然な後継者となっています。私たちが記述的分析を行うのは、それは驚くことではありませんが、未来について何かを伝えるためです。当社は、予測モデルから洞察を得た後、通常、ビジネスパートナーがこの情報を最大限に活用できるよう、処方的分析に着手します。

ルーティングの最適化

また、世界最大のロジスティクス企業として、当社は世界でも有数の広範な輸送ネットワークを誇っています。しかし、規模が大きくなればなるほど、複雑さの代償を伴います。当社のデータサイエンティストは、貨物をタイムリーかつ効率的に輸送するために重要な役割を担っています。ロジスティクスサービスを提供するには、集荷のA地点と配送のB地点だけでなく、もっと多くの情報が必要です。最も効率的なルートはどれでしょうか？時間とコストのどちらを最適化すればいいでしょうか？どのような輸送手段を使えばいいのでしょうか？どこから航空輸送を使えばいいのでしょうか？どのように集約しますか？これらは、当社に解決を求められている質問のほんの一部です。

私たちの働き方

多様性

多様性を重視する当社では、さまざまな経歴やスキルセットを持つデータサイエンティストとエンジニアが、データサイエンス・チームにその専門知識を提供しています。私たちのデータサイエンス・コミュニティーには、物理学者、統計学者、自然科学者、コンピュータ科学者、そしてさまざまな分野のエンジニアが参加しています。一人ひとりが自分の専門性を発揮して、最適な解決策を考察します。

データサイエンスのコミュニティー

DPDHL Groupでは、各部門やグローバル拠点に多くのデータサイエンティストが在籍しており、各部門間や拠点間の横断的なコラボレーションを優先しています。当社では、各地域のランチ＆ラーニングミーティングなどのコミュニティーの集まりを手配しています。こうした集まりではサイエンティストがプロジェクトの経験を共有します。また、毎年恒例の「データサイエンス・デー」も開催しています。その日は終日かけて、データサイエンティストがBonnに集まり、社内外のプレゼンテーションを実施して情報交換を行っています。さらに学術的な取り組みとして、データサイエンティストの中には、最先端のデータサイエンス研究をテーマとした「データサイエンス・ジャーナルクラブ」で頻繁に集まりに参加する者もいます。

対外的協力体制

また、社内だけでなく、外部のデータサイエンスのコミュニティーとも連携しています。他社のデータサイエンス部門とは、手法と活用事例について時々交流しています。また、地域の会合などの公的なイベントでも知識を共有しています。

データ分析やロジスティクス業界に関連するデータサイエンス論文の革新的なアイデアをお持ちですか？あなたからのご連絡をお待ちしています。当社では時折、学生を招いてオンプレミスで論文に取り組んでもらうことがあります。

継続的学習

この厳しい競争の世界では、当社のデータサイエンティストたちは、データサイエンスの仲間たちとの意見交換やメンターからの助言を受けて、自分たちの成長を完全にコントロールしています。データサイエンス・ブートキャンプでは、新入社員がスピードアップできるよう、ビジネスと技術の観点からデータサイエンスを学びます。私たちのチームは、文献と技術の両方の最新情報を得るために、世界各地で開催されるワークショップやセミナーに参加しています。さらに、定期的に社内研修を実施し、向上の必要性が認められる場合には社外研修にも参加しています。データサイエンティストやエンジニアが学び続けることは、自分たちのため、会社のために絶対に必要なことなのです。

コーポレート・データレイク

データは資産です。そして、DPDHL Groupでは、データはハブ、飛行機、およびトラックと同様に重要な資産であると考えています。当グループのすべてのデータサイエンティストが、信頼性が高く、アクセスが簡単なソースからデータにアクセスできることは、私たちにとって不可欠なことです。現在、当社のビッグデータ基盤、通称「データレイク」を導入中です。あなたがデータエンジニアで、特別な機会を探しているのなら、これがまさにあなたの追い求めているものです。私たちは、データサイエンティストがスケーラビリティを気にすることなく、ワンクリックでビッグデータや機械学習のソリューションを展開できるようにすることを目指しています。

slide 1 of 2 Diversity As a group committed to diversity, data scientists and engineers from all backgrounds and different skill sets bring their expertise to our data science teams. Our data science community consist of physicists, statisticians, natural scientists, computer scientists and engineers from various fields. Each individual brings his or her own expertise to company, to come up with the best solutions. Data science community DPDHL Group employs many data scientists among divisions and global locations and we prioritize collaboration across all our divisions and location. We arrange community gatherings such as our regional Lunch and Learn meetings, where our scientists share project experiences, and our annual Data Science Day, where our data scientists get together in Bonn for a full day of internal and external presentations and information exchange. For more academic endeavors, some data scientists have frequent meetings in our Data Science Journal Club, where the topic is cutting-edge data science research. External collaborations In addition to our internal community, we also have ties with external data science communities. We do occasional exchanges with the data science departments of other companies on methods and use cases. We also share our knowledge in public events like regional Meetups. Do you have an innovative idea for your data science thesis that relates to data analytics and the logistics industry? Then we look forward to hearing about it. We do occasionally have students working on their theses on-premise.Lorem Ipsum has been the industry's standard dummy text ever since the 1500s, when an unknown printer took a galley of type and scrambled it to make a type specimen book.

模範となるプロジェクト

機械学習による予測

ドイツの国営郵便事業として、昨年は11万8000人以上のクーリエが1営業日あたり590万個以上の小包と4900万通の手紙を配送しました。これらの数量を正確に予測することは困難ですが、当社のビジネスを効率的に運営する上でも非常に重要です。
数年前まで、手紙や小包の数量予測は、主にビジネスの専門家の経験に基づいて行われていました。現在では、機械学習を用いて予測を改善し、さまざまな粒度や時間軸での予測を提供しています。

主な働き手たち

SEVERIN
データサイエンティスト
PhD エンジニアリング

「データ分析センター・オブ・エクセレンスで働く楽しさは、興味深いトピックが豊富にあること、自分の関心のある注目分野に特化できること、そして、お客様と会社に利益を実現するチャンスがあることにあります。」

MINH
データサイエンティスト

「予測には、データサイエンティストにとって多くの刺激的な課題があります。ビジネスパートナーのために、より優れた問題解決を目指して常に努力する、同じ志を持つ仲間と一緒にこれらの問題に取り組むことができるのは、幸運なことだと思っています。その一方で、私たちは自分を成長させること、動きが速く、拡大し続けるワクワクする機械学習の世界に遅れないようにすることも目標にしています。」

PRAKRITI
データサイエンティスト

「DPDHLの仕事を通じて、私は最新のテクノロジーを駆使したデータサイエンス・ソリューションを開発し、ビジネスプロセスに直接影響を与え、向上に寄与できる潜在性のある素晴らしい機会を得ることができました。この会社が素晴らしい職場であるのは、間違いなく、チームの多様性、前向きな精神、同僚同士の風通しのよい文化が、全員の成長を促しているからです。」

slide 3 of 3 GABRIELA Data Scientist MSc Data Mining and Knowledge Management “Working at DPDHL has provided me with an excellent opportunity to develop data science solutions using latest technologies which directly impact and potentially improve the business processes. Without doubt, what makes it an amazing place to work is the team diversity, positive spirit and open culture among colleagues which encourages development for all.”

処方的分析によるスタッフの勤務スケジュール作り

先ほどの記述的分析の事例では、まず機械学習を使用して、事業を数量予測で支援しました。この情報をもとに、私たちは事業部門と緊密に連携して、配送センターで働く同僚の勤務スケジュールを最適化するための処方的な勤務スケジュールを組むためのアルゴリズムを作成しました。このように、数量予測を役立てて、ビジネスのいくつかの目的を達成したのです。

主な働き手たち

HENNING
データサイエンス–チームリード

「何百万通もの手紙や小包、あらゆるサイズの荷物を毎日お客様に届けるには、毎日膨大な量の判断を必要とし、また膨大な量のデータが生成されます。このデータを活用して意思決定の向上に寄与することは、会社にとっても、私自身にとっても大きなチャンスです。」

FELIX

データサイエンティスト
PhD 物理学

「DPDHLのデータサイエンティストとして働きながら、さまざまな事業分野の幅広い刺激的なトピックに取り組み、常に学び、成長し続けることができるのは楽しいことです。さらに、好奇心旺盛で素晴らしい個性を持つチームの中でこうして働けることは、とりわけやりがいがあります。」

slide 1 of 2 STEFAN Data Science – Team Lead Diploma Business Mathematics with major in mathematical optimization "The projects and data science problems we face are both challenging and diverse; as a consequence, I learn something new every day while we generate a measurable impact for the business. The impact of our projects truly enables us to play an important role in the digital transformation of our company. All this happens while having fun at work with colleagues from different cultural and professional backgrounds."

配送の最適化

前述の記述的分析と処方的分析の事例を思い返してください。手紙や小包の到着量を予測し、現場で働く人員を最適化したので、今度はいよいよ配送です。手紙や小包の配送は、どのロジスティクス会社にとっても最も重要なものであり、私たちのこれまでの活動は事業に大きな価値をもたらしてきました。

そこで、自然の流れとして、オペレーションズ・リサーチの担当者が配送担当者のルーティングを最適化し、プロセス全体を可能な限り効率化することが、次の課題として浮上しました。営業担当者の移動の問題は、ロジスティクス業界では普遍的な問題であり、当社は常に、ルーティングを最適化するための優秀なオペレーション・リサーチャーを募集しています

主な働き手たち

ANDRÈ

データサイエンティスト – オペレーションズ・リサーチ
PhD 数理最適化

「私たちは、標準的な解決策が存在しない、さまざまな難題に直面しています。このような問題に効果的に取り組むためには、すでに既知の方法、あるいは研究によって学ぶ必要がある、さまざまな方法を組み合わせていかなければならないのです。クリエイティビティが問われるこのやりがいのある仕事を、私はとても楽しんでいます。」

THOMAS

データサイエンティスト – オペレーションズ・リサーチ
PhD コンピューターサイエンス

「DPDHLで働くことで、実際の問題を解決し、その効果をすぐに確認することができます。私は毎日、新しいことを学んでいますが、特に素晴らしいと思うのは、データサイエンスと最適化の組み合わせです。」

slide 2 of 2 THOMAS Data Scientist – Operations Research PhD Computer Science "Working at DPDHL allows me to solve real problems and to immediately observe the effect of my solutions. I learn something new every day and, what I find especially cool, is the combination of data science and optimization."